写真、ジャズ、そしてマイケル・カスクーナのトークを一度に楽しめるイベントです。ジャズの歴史を目撃し、その手でブルー・ノートのアーカイヴを発掘したカスクーナが、フランシス・ウルフ撮影のジャズの伝説たちの写真とともに行方均と対談します。カスクーナ自らが選曲し、ブルーノートのベスト10の楽曲を流します。
> 4/18 15:30 – 17:00にも同イベントがございます。
[スピーカー]
マイケル・カスクーナ
行方均 – レコード・プロデューサー
[会場]
嶋臺 (しまだい) ギャラリー >展示情報
[参加費]
無料
[ご予約用プログラム名]
ジャズの肖像とブルーノート・サウンド 4/19
マイケル・カスクーナ
1948年生まれ。12歳でドラム演奏を学びはじめたころから、ジャズへの興味が芽生える。『ダウンビート』『ローリングストーン』誌でのライター業ののち、アトランティック、ミューズ、ブルーノート、コロンビア各社でプロデューサー、ジャズレコーディングを担当。1975年よりブルーノートのアーカイブから未発表曲を選び100のアルバムをリリース。1984年、ブルーノート・レコードの新旧オールスターが結集したライブイベント「One Night With BlueNote」をプロデュース。同イベントは、1986年より始まった伝説的なマウント・フジ・ジャズ・フェスティバルへ継承された。1979年『ダウンビート』誌の批評家投票プロデューサー賞、グラミー賞ベスト・ヒストリカル・アルバム部門を2回 (1992年「The Complete Capitol Recordings of the Nat King Cole Trio」 (Mosaic)、2001年「The Complete Billie Holiday on Columbia 1933–1944」(Columbia)、ベストライナーノート賞を1998年に「The Complete Columbia Studio Recordings of the Miles Davis Quintet 1965–1968 (Columbia/Mosaic)」で受賞している。
行方均
1951年生まれ。レコード・プロデューサー。80年代よりジャズ・レコード制作、編成に関わり、1988年ブルース・ランドヴァル(当時ブルーノート社長)やマイケル・カスクーナの協力を得てブルーノートの姉妹レーベル「サムシンエルス」を東芝EMI(現ユニバーサルミュージック)内に設立、150タイトル近くの作品を同レーベルで制作。監修書に『ブルーノート・レコード妥協なき表現の軌跡』(ヤマハミュージックメディア)『21世紀版ブルーノート・ブック』(ジャズ批評ブックス)ほか。