[みどころの一部を紹介します]
●シャネル・ネクサス・ホールによる、巨匠マルク・リブーの「Alaska」展が巡回
20世紀を代表する写真家マルク・リブーが1958年アラスカで撮影した未発表作品をフィーチャーし、シャネル・ネクサス・ホール(銀座)で企画・開催された話題の展覧会が、KYOTOGRAPHIEに巡回します(会場:誉田屋源兵衛 黒蔵)。
●“ラスト・サムライ”を記録したギメ写真コレクションが世界初公開
一般初公開となるフランス国立ギメ東洋美術館所蔵の写真コレクション展では、幕末に撮影された希少な武士の肖像写真や、明治期に制作された外国人向けの写真などを展示します(会場:虎屋 京都ギャラリー)。
●ジャズ界伝説の写真家フランシス・ウルフのプリントが日本初上陸
名門ブルーノート・レコードで撮影を担当したフランシス・ウルフの写真は多くの音楽ファン、写真ファンを魅了してきました。今回は、数々の名盤ジャケットにも使用されたウルフの写真プリントや、やはり同レーベルでのグラフィック・ワークで知られるデザイナー、リード・マイルスの作品を含んだ貴重なアーカイブが、NYから初上陸します(会場:嶋臺(しまだい)ギャラリー)。
●KYOTO JAZZ MASSIVE沖野修也の新ジャズバンドKYOTO JAZZ SEXTETと「A Vision of Jazz: フランシス・ウルフとブルーノート・レコード」展が連動。
デビューアルバム『ミッション』4/15発売 (Blue Note/ユニバーサルミュージックより)を記念してハイアットリージェンシー京都のボールルームで初ライブ。
●今夏、フランス・アルル国際写真フェスティバル2015に「A Vision of Jazz: フランシス・ウルフとブルーノート・レコード」展 の巡回が決定!
●世界的に注目される異才ロジャー・バレンの初個展
人種差別や貧困を扱いながら独特の世界観を表現する南アフリカ在住のアーティスト、ロジャー・バレン。待望の国内初個展を2つの会場にて開催します。新作45点を加えた新版写真集を世界初披露(予定)のレトロスペクティブ(会場: 堀川御池ギャラリー)に加えて、代表作「OUTLAND」シリーズから最新映像作品を世界初上映(会場: コム デ ギャルソン京都店)いたします。各国で評価が高まるバレンの作品世界に触れる最良の機会となるでしょう。
●建築界のノーベル賞ともいわれるプリツカー賞を受賞した建築家・坂茂による紙管パビリオンが京都市役所前広場に登場!
マルティン・グシンデ 「フエゴ諸島諸先住民の魂 ―セルクナム族、ヤマナ族、カウェスカー族」展(Supported by CHANEL, 坂茂建築設計)
●注目の日本人作家はヨシダキミコと山谷佑介の2名
パリを拠点に、様式美あふれるセルフポートレートで多くの個展を開催してきたヨシダキミコの日本初の作品展が、GUCCIのサポートにより実現(会場:野口家(花洛庵))。また若手写真家からはドライブ感溢れるスナップで将来を期待される山谷佑介の参加が決定しました(会場:無名舎)。
●ヨシダキミコと京都の伝統工芸師のコラボレーション
京都市xフィレンツエ市姉妹都市50周年を記念して、GUCCIの協賛によりヨシダキミコと京都の伝統工芸師のコラボレーションが実現。
工芸キモノ野口、宇佐美松鶴堂、など。
●今年も通常非公開の京都らしい場所が会場に。
花洛庵(野口家住宅) :「ヨシダキミコ All that’s not meー私じゃないわたし」会場
両足院(建仁寺) :「榮榮&映里(ロンロン&インリ) 妻有物語」会場
祇園新橋伝統的建造物 (パスザバトン京都祇園店/2015夏OPEN予定) :「フォスコ・マライーニ 海女の島:ルガノ文化博物館コレクション」会場