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Raphaël Dallaporta | ラファエル・ダラポルタ
ショーヴェ洞窟
共催:京都新聞
京都文化博物館 別館1階
入念な調査とコンセプチュアルな手法で、多くの意欲作を発表してきたラファエル・ダラポルタは、現在もっとも注目される若手写真家の一人。日本で初の作品披露となる本作は、ショーヴェ洞窟(フランス)を360度撮影したシリーズ。約36,000年前の世界最古のアートと言われる洞窟壁画が描かれた内部の空間が、ダラポルタの繊密なテクスチュアにより、大規模な4Kの超高画質モニターによる映像インスタレーションと、展開図を用いて再構成したプリントとで再現される。
ラファエル・ダラポルタ/写真家(フランス)
1980年フランス生まれ。パリ第一大学およびゴブラン映像専門学校で学ぶ。地雷を撮った静物写真のシリーズ「Antipersonal」(2005)が世界的に評価され、以後、現代の隠された奴隷的労働をテーマにした「Domestic Slavery」(2009)やドローンを用いて戦時中のアフガニスタンの遺跡を撮影した「Ruin」(2013)等、意欲作を続けて発表、国内外で高い評価を受ける。2010年にはICP(国際写真センター、ニューヨーク)より優れた若手作家に授与されるInfinity Awardを、2011年にアムステルダムのフォーム写真美術館によりポール・ハフ賞を受賞する。2014年から15年にかけてヴィラ・メディチ(イタリア)の在ローマ・フランスアカデミーのアーティスト・レジデンスに招聘される。現在はパリを拠点に活動している。
京都文化博物館 別館1階
国指定 重要文化財
〒604-8183 京都市中京区三条高倉
地下鉄東西線または烏丸線「烏丸御池」駅5番出口から徒歩3分
OPEN:10:00-19:00
CLOSED:月曜 (5/1以外)
¥1000 / 学生 ¥800
© 2017 Naoyuki Ogino
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
[記録動画]
ショーヴェ洞窟 – ラファエル・ダラポルタと港千尋によるトーク
ミケル・バルセロと小林康夫によるトーク