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荒木経惟 | Nobuyoshi Araki
机上の愛
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両足院(建仁寺内)
現代日本において、もっとも精力的に“愛”と向き合ってきた写真家といえる荒木経惟。度々世間を騒がせた過激なヌードや緊縛ものの作品群を含め、荒木作品の素地には死への意識があり、それが強烈な生や愛を浮かび上がらせている。昨年パリで発表された「机上の楽園」を改題し日本初公開する本展は、6×7のポジフィルムで「即物的に、気に入ったものをポンと置いて」机の上のみで撮影された極彩色の静物写真が、禅寺にて展示される。
荒木経惟
1940年東京都生まれ。千葉大学工学部写真印刷工学科卒業後、電通写真部に所属。64年「さっちん」で第1回太陽賞受賞。71年、妻陽子との新婚旅行を写した『センチメンタルな旅』を自費出版。以後、花やヌード、SM、空景、東京、飼い猫等々を被写体に生と死の両極を思わせる独自の表現を展開し、日本を代表する写真家として高い評価を受ける。受賞歴にオーストリア科学・芸術勲章(2008)、第54回毎日芸術賞・特別賞(2012)等。
両足院(建仁寺内)
〒605-0811 京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町591
京阪「祇園四条」駅 3番出口から徒歩7分
阪急「河原町」駅 1番出口から徒歩10分
OPEN:10:00-17:00
CLOSED:水曜(5/3以外)、4/20、5/8
¥800 / 学生 ¥600
[関連プログラム]
荒木経惟の現在(いま)を語る
4月16日(日)11:00-12:00 >Detail
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[記録動画]
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4月16日(日)11:00-12:00